天滝 2006/09/21
兵庫県養父市大屋町筏(いかだ)
落差:98m 東南向き
 ビューアングルが多彩なこの滝は、滝が東南向きであることをまず念頭におく。
それぞれの滝には固有の地形上のビューアングル制限があるが、天滝はその制限が比較的少ない。
ただ、この滝に限らずビューアングルには適正時間帯がある。
出来るだけ天気の良い早朝(この季節で7時半ぐらい)に行くと滝にかかる虹が見られるようだ。

近在の宿にでも泊まって早朝アプローチが条件となる時間帯なので調べてみた。
【なかま温泉なかま荘】天滝公園に近い、公共の温泉宿泊施設で山里の民宿といった風情で、氷ノ山の登山客などによく利用され温泉らしい温泉とのことだ。(問合せ:大屋町中間399 TEL0796-69-1062 1泊2食付 9,000円〜)

 川下の下滝見台、正面の上滝見台、上滝見台の奥、滝の中腹横の岩場、正面滝下などほとんど全方位といってもよいほどだ。
一時間くらいで早々に引き揚げてくるのでは惜しい。
紅葉シーズンは一般客で混みあうため、各ビューアングルの撮影時に不満がのこるかもしれないと感じたのもそういう理由からだ。
この日、停滞の影響のため午後2時ころ滝到着では、すでに逆光気味であった。 ビューアングルが多いと私のカメラのように旧型になるとバッテリーの持ち時間も頭が痛い・・・。のんびりPLフィルターを廻す時間も惜しいのだ。